ホテルのオリジナルバッグ制作ガイド! 宿泊者がもらって嬉しいバッグの種類と作り方

2025/12/18

ホテルのオリジナルバッグ制作ガイド! 宿泊者がもらって嬉しいバッグの種類と作り方

近年、ホテルの周年記念やエコブランディング施策として「オリジナルバッグ制作」が選ばれています。館内の移動時に使える利便性の高さはもちろん、宿泊後にも二次利用できるバッグ。日常生活でホテルの世界観を感じられることから、「持ち帰れる広告塔」の役割が期待できます。本記事では、オリジナルバッグを制作する方法や選ぶ際のポイント、SUSPRO(サスプロ)での具体的な作り方までを徹底的に解説します。

1.ホテルで「オリジナルバッグ制作」が注目される背景

そもそもなぜ今、多くの宿泊施設がオリジナルバッグ制作に注目しているのでしょうか。その背景には、施設側のエコブランディングや導入のしやすさというメリットが存在します。

▼オリジナルバッグ制作が注目される理由

  • 宿泊体験の価値向上とブランディング
    滞在中の利便性を高めるだけでなく、デザイン性が高ければ「持ち帰って使用するアイテム」として日常でも愛用され、長期的なブランド接点となります。
  • 分かりやすいSDGs施策
    再生コットンやジュートなど、縫製品は選べるエコ素材の種類が豊富です。なかでもバッグは、ゲストが持ち帰って日常の中で繰り返し使用するため、施設のSDGsに対する姿勢を、長く伝えることができます。
  • 導入のしやすさ
    他のオリジナル備品と比較し、比較的小ロットから対応しやすく、周年記念やリニューアルの施策として試験導入にも向いています。

2.【用途別】ホテルのオリジナルバッグ制作例

【用途別】ホテルのオリジナルバッグ制作例

オリジナルバッグと言っても、その用途は多岐にわたります。SUSPROでは、お客様の用途や世界観に合わせ、最適な「形状」「素材」「デザイン」を組み合わせたご提案が可能です。ここでは、ホテルの具体的な活用シーン別に、どの選択肢を選ぶべきかを解説します。

項目   選択肢(一例)
形状トートバッグ /ランドリーバッグ / ビーチバッグ / エコバッグ / 小物・スパバッグ / 館内用バッグ(メッシュバッグ)/ランチバッグ
素材コットン / ジュート / 再生ポリエステル / 不織布 / メッシュ / PVC
デザイン ネームタグ / 一色印刷 / フルカラー印刷 / 型押し / 刺繍

活用シーン1.館内利用・アメニティバッグ|快適な滞在をサポート

客室からスパやレストランへの移動時に、タオルや小物類をスマートに持ち運べる館内用バッグは、実用性の高さが鍵となります。

この用途では、濡れたタオルなども入れやすいメッシュ素材や再生ポリエステル製のスパバッグ、洗濯ものを持ち運べるショルダータイプの大容量ランドリーバッグが良いでしょう。デザインは、客室の雰囲気に馴染むよう、シンプルな「一色印刷」や「ネームタグ」が好まれます。さらに上級者向けのポイントとして、宿泊客が持ち帰るのを防ぐためにあえて「館内専用」と印刷するのもおすすめです。

周年記念や特別な宿泊プランのギフトとして制作するバッグは、ホテルの「顔」となるアイテムです。ホテルの格を伝え、環境配慮の姿勢も示す必要があります。

活用シーン2.周年記念・ギフト|エシカルなブランドイメージを訴求

素材はナチュラルな風合いで高級感のあるジュートや、エシカルな再生コットンがおすすめです。特に12〜16oz(オンス)の厚めの生地は高級感を演出できます。デザインも「刺繍」や「フルカラー印刷」を選ぶことで、単なるノベルティではない、特別感のあるグッズを制作できるでしょう。

周年記念・ギフト|エシカルなブランドイメージを訴求

活用シーン3.物販・お土産用|「ここでしか買えない」特別感を演出

ホテルのショップで販売する物販用バッグは、宿泊の記念として購入されるため「ここでしか手に入らない」デザインと品質が求められます。

そのため、日常使いしやすく、おしゃれなエコバッグやメッシュバッグが人気です。素材には、ホテルの独自性を出すことも可能です。SUSPROでは、ホテル内で排出されたコーヒー粉を再利用し、アイテムに活かす「SUS CYCLE」などのご提案もできます。

3.ホテルにぴったりのオリジナルバッグを選ぶ5つのポイント

ホテルにぴったりのオリジナルバッグを選ぶ5つのポイント

いざオリジナルバッグを制作しようにも、素材やデザインの選択肢は無数にあり、迷ってしまうことも少なくありません。ここでは、施設に最適なバッグを選ぶための5つのチェックポイントを解説します。

1. 用途を明確にする

まずは、バッグを「いつ」「誰に」「どのように」使ってもらうかを明確にします。前述の通り、館内利用であれば耐久性や利便性、ギフトであれば高級感や特別感、物販であればデザインの独自性が優先されます。用途を絞り込むことで、必要な機能や適した素材が見えてきます。

2. ターゲット層にデザインを合わせる

宿泊するお客様の層によって、好まれるデザインは異なります。例えば、ラグジュリー層向けであれば、シンプルなロゴ刺繍と上質な素材感を重視し、ファミリー層向けであれば、少し大きめでポップなデザインが喜ばれるかもしれません。ターゲット層のライフスタイルを想像することが重要です。

3. 施設の世界観と調和させる

バッグは、ホテルの建築、インテリア、ロケーションと調和している必要があります。ナチュラルモダンな施設であれば再生コットンやジュート、伝統を感じるホテルであれば重厚感のあるキャンバス地が似合います。バッグ単体で考えるのではなく、施設全体のブランディングの一部としてデザインすることが成功の鍵です。

4. 機能性・実用性を考慮する

特に館内用や物販用の場合、実用性は欠かせません。A4サイズが入るか、スマートフォンや鍵を入れる内ポケットはあるか、持ち手は肩にかけられる長さかなど、具体的な使用シーンを想定して仕様を決定します。ギフトであっても、使い勝手の悪いバッグは、結局使われずにブランドイメージを損ねる可能性もあるため注意が必要です。

5. 伝えるメッセージに合わせて、エコ素材を選定する

現在、バッグに使用できるエコ素材は非常に多様化しています。SUSPROでは、定番の再生コットン、オーガニックコットンのほか、コーヒーかす、竹繊維、パイナップルレザーなど、全13種以上の最先端エコ素材を取り扱っています。これらの素材から、ホテルのコンセプトやSDGsのメッセージに最も適した素材を選ぶことが重要です。

4.【番外編】SUSPROのオリジナルバッグ制作のやり方をご紹介

生地や形状、デザインまで全てオリジナルで制作する方法です。素材からパッケージまで、ブランドの世界観を細部にまで表現したい方におすすめです。

1.フルオーダーメイド制作

生地や形状、デザインまで全てオリジナルで制作する方法です。

STEP1|素材を選ぶ

まずは、再生コットン、ジュート、オーガニックコットンなど、13種以上のエコ素材からホテルの世界観や用途に合う素材を選びます。

STEP1:素材を選ぶ

STEP2|形状を選ぶ

次にトートバッグ、スパバッグ、エコバッグなど、定番〜珍しい形状の中から用途に合わせたものを選びます。

STEP2:形状を選ぶ

STEP3|デザインする

最後にフルカラー印刷、刺繍、型押し、ネームタグなど、ご希望のデザインを反映すると、貴館オリジナルのバッグが完成します。

STEP3:デザインする

2.名入れ対応

「まずは試験導入したい」「短納期で用意したい」というご要望には、既製品としてご用意しているバッグへの名入れがおすすめです。 200個程度の小ロットから、高品質なOEMバッグを制作できます。

<名入れ対応バッグ(一例)>

  • SUS ジュートバッグ
    ナチュラルな風合いが人気のジュート素材。マチが広く、物販用やギフトバッグとして最適です。
  • SUS コットンネットバッグ
    SUS コットンネットバッグ伸縮性があり、デザイン性も高いネットバッグ。館内用バッグや、マルシェバッグとして人気です。

5.オリジナルバッグ制作はSUSPROにご相談を!

オリジナルバッグは、宿泊客の体験価値を高め、ホテルの環境姿勢を伝える強力なコミュニケーションツールです。日頃の物販やアメニティとしてはもちろん、リニューアルや周年記念という大切な節目に、お客様の心に残る特別なバッグを制作してみませんか。

「まずはどんなバッグがあるのか参考にしたい」「小ロットで検討したい」という場合は、50種類以上の既製品バッグを掲載する当社ECサイトSUSPLUS(サスプラス)をご覧ください。一方で「フルオーダーメイドでこだわりたい」「素材選びから相談したい」という場合は、専門のプランナーが素材選びから納品までワンストップでサポートするSUSPROよりお気軽にお問い合わせください。

SUSPRO編集部

【サステナブルグッズ制作チーム】 T.M

エコ素材アメニティや客室備品の企画・販売担当。実際にいただくホテルマーケティング担当者様の声を基に、サステナブルなアメニティや客室備品を開発。最新のエコ素材を取り入れたものづくりやホテルブランディングに日々取り組んでいます。

【サステナブルグッズ制作チーム】 T.M

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